グラン・トリノ

2009年5月 7日

クリント・イーストウッドの演技が素晴らしかった。

そして内容もとても良かった。

アメリカならではの、他民族国家、差別、銃社会、
それに加え生と死、親子、未来など沢山のテーマ性があったが
それを無理なく一つに落とし込んだのは流石だ。

中でも中心となるのは、
ウォルトとタオの関係だろう。

最初はタオの民族ごと忌み嫌ってたウォルオが
少しずつ心を開き最後には生涯大切にしてたものまで譲る。

作中では友達と言ってるが、
親子のような関係と言った方が正しいだろう。
タオを息子のように思う事は、
実の息子との関係を上手く持てないウォルトの懺悔の気持ちでもあったのかも知れない。

ウォルトの最後に選んだ行動は、
タオと出会ったから、タオの存在があったからこその選択だったと思う。

きっとタオと出会う前のウォルトであったなら、
違う選択をしていたかと思う。

「老人と少年との出会い」
それだけでは片付けられない程の色々な要素がこの映画には詰まっている。

どの世代の人が観ても何かしら感じるものがあるのではと思う。
もう一度観たいと思う映画だ。

投稿者 o_hiroyuki : 2009年5月 7日 01:31

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